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節季(せっき)

当漆芸工房は、毎月20日は節季(せっき)です。

 

「節季」という言葉を辞書で調べると、時節や季節の終わりという意味で使われることが多いですが、「③勘定の締めくくりをする時期。普通,盆と暮れの二回。」(出典:Weblio辞書)という意味もあり、調べてみると、江戸時代の商いで節季払い(せっきばらい)というのがあり、決済をその都度現金にて支払うのでなく、盆と暮れにまとめて支払う掛け売りの形態だと分かりました。なるほど!

 

山中漆器産地では、毎月の買掛金支払いを職人や仕入れ先に行うという意味で、現在でも使われています。

 

さて、当漆芸工房でECの統括をしている吉田昭は、特に経理専属のスタッフがいるのではなく、私が経理も行っており、毎月20日は節季(買掛金の支払い)作業にリソースを奪われてしまうだけでなく、仕訳に1.5日、そして、税理士立ち合いでの月次決算で0.5日、月平均3日分の工数が、経理作業に奪われ残念ではありますが、昔から比較すると経理に要する工数は削減することができてよかったです。

 

朝、目にした大根が残雪に映える様子は美しく、まさにインスタ映えする光景に癒されました!